LIFE
Fargo
海ドラ「FARGO」シーズン2
2019.12.29
ドラマ「FARGO」のシーズン2が面白すぎた👏👏
コーエン兄弟の名作サスペンス映画「FARGO」の映画をオマージュしたオリジナルドラマらしく、2014年から放送されてたみたいやけどネトフリで見つけてシーズン1は秋ごろに観た。
キャストには毎シーズン大物ハリウッド映画俳優を主役に使ってて、1にはマーティン・フリーマンやビリー・ボブ・ソーントン、2にはキルスティン・ダンスト、3にはユアン・マクレガーやデーヴィッド・シューリスが出てて、キャストの豪華さがより重厚感あるドラマにしてて見応えも◎。
シーズン1はビリー扮するマルヴォのビジュアルが生理的に無理やったのと(笑)設定とストーリーに都合良すぎるやろと思う点が結構あって冷めながらも観てたけど(「ノーカントリー」のオマージュも入ってるっぽい)、シーズン2が1とはまた違った世界観でよりFARGO感が強くてめっちゃ面白くてびっくりした😲😲
シーズン2は1よりも数十年前の時代、70年代後半のミネソタ州が舞台で、2になると映像の色合いや雰囲気もグッと変わる。
一面雪が深く積もって周りにはほぼ何もなくだだっ広い雪景色が広がるだけのミネソタ州の冬の田舎町が独特の狂気を感じさせるのは、映画「FARGO」そのままの世界観。
かなりまわりくどくてズレた教訓めいた台詞回しが面白かったり、緊張感の中に生まれるユーモラスなムードが流石やなぁと思う🤔
1よりもはるかに登場人物が多いけど一人一人のキャラが立ってて面白くてストーリーに入り込めるし、色んな角度からのストーリーが交錯して一つになっていく脚本も良かった。
ワンシーンに同時に数カット入ってくる場面が多いのも、使い方によってはチープになりそうな演出やけど使いどころが洗練されててさすが👏
冒頭の「実話である」「生存者の希望で〜・・・」っていう文句は嘘やろうけど、「生存者」が誰になるのかっていうサスペンス的な見方を増長させるための演出なんかなと思えるほど、観進めるごとに先が読めない展開になってきて面白かったな。
ハマるドラマに出会えるとほんまに嬉しいな~
最近は色んな理由で(長くなるから説明は省くw)大人が楽しめる内容の濃い映画がなかなか作れなくて、ドラマの方に良い監督やキャストが集まってきてるらしい。
そういうわけで海外ドラマは面白くてクオリティが高いものが多くなってるみたい。
ドラマは合間合間に少しずつ観進められるから良いね😌
シーズン3も夜な夜な観ていきます