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mindhunter

海外ドラマ「マインドハンター」

2021.04.25

1人で過ごすお休みの日の時間が増えてきた最近はNetflixを漁っていますが、なっっかなか観るものが見つけられず、何周も何周も回って時間だけが経つ…というのに悩まされています😅

 

これ、もしかして映画好きな人あるあるかもとも思うんですが、そこそこ色んな映画を観てきて目が肥えてくると妙に勘が働いてしまって無闇に新しい映画がなかなか観れない…ということ。。ありませんかね?😔

 

そんな性質、なんだか損してる気もしますが、映画鑑賞となると1本あたり約2時間費やすわけで、それだけ費やした結果「やっぱり面白くなかった…」という気持ちになりたくないので、(これくらいの年齢になるともう残りの人生の中の貴重な数時間という気持ちになってしまうのでw)休みの日の2時間を費やす映画として選ぶのには相当な覚悟が要るわけです😂(笑)

 

でまぁ選び疲れて結局何も観ないという日もあるし(笑)、好きな作品をまた観直すことも多いです。

 

 

 

昨日は、一昨年にドハマりしていたアメリカのTVドラマ、「マインドハンター」をシーズン1からまた観はじめました。

 

 

製作総指揮、監督がデヴィッドフィンチャー👏

 

このドラマ本当に面白すぎて、2ターン目にも関わらずまた眠れないほど夜な夜な見続けてしまってます🥲

 

事件を次々に解決していくような単純な犯罪ドラマではなく、過去の凶悪犯罪者自身の生い立ちや心理面を探ることで現代の異常な凶悪犯罪の解決に役立てられるのではないかと考えたFBIが、服役中のシリアルキラー達にインタビューしデータを集めてプロファイリングしていく、というのがこのドラマの本筋です。

 

70年代に合わせた衣装やお店、かっこいいアメ車の数々…時代演出の徹底ぶりや、演出の所々のテロップや音楽の使い方に絶妙な軽快さがあってとても好みです。

 

 

 

そういうところにもフィンチャーらしいセンスが出ていて好きだなぁと思います☺️

 

 

シリアルキラーもののスリリングな作品ってめちゃくちゃ存在しますが、このドラマはその典型的なジャンルからは少し外れて、過激な描写は一切なく、終始独特な” 空気感 “がつきまといます。

(「ゾディアック」と似ているかも)

 

 

視聴者がホールデンの目を通して、まるで実際に目の前に実在の殺人鬼と対面しているかのような錯覚を起こす臨場感、空気感は、過激な残酷描写が無くとも充分刺激的。

これなんかヤバくない?😨という気持ちでいっぱいになるほどのリアリズムに寒気がするほど。

 

実在の殺人鬼たちをめちゃくちゃリアルに演じているキャラクター達も素晴らしいほどの不気味さで、本当に興味深く、ドラマに引き込まれてしまいます。

 

 

 

さらにこのドラマの良いところは、その刺激的な内容だけでなく、主となるキャラクターたちそれぞれの苦悩や葛藤にがっつり感情移入できてしまうところ🥺

 

主役のホールデンを初めとして相棒のビル、チームメンバーで学者のウェンディー、それぞれのキャラクターがしっかりと立っているのでめちゃくちゃドラマに没入できます。

 

 

 

 

 

特にホールデンのうぶさと生真面目さと賢さと頑固さとを絶妙〜に兼ね備えた丁度いいイケメン具合が本当にナイスキャスティング👍👍!(笑)

 

相棒のビルもめっちゃ良いです。めっちゃ、良いです。(堪らず2回言う)

 

 

 

専門的ながらも、人間の深層心理に基づいた内容なのでキャラクターたちの会話自体が全て興味深く、たまにハッとさせられたり、考えさせられるところが多くて楽しいです。

 

ただ単にスリリングで面白いサスペンスという単純なものではなくて、観ている側の感情や思考をぐるぐると巡らせてくれるのがこのドラマの魅力👏

 

ま、良い映画やドラマって決まってそういうものですよね😌

 

 

 

 

で、こんな面白いドラマなのに、シーズン2までで製作止まってるって、どういうこと?😊💢(笑)

 

しかもめちゃくちゃ続きが気になるところで終わってますけど?😆💢(笑)

 

フィンチャーさんに連絡取れる方いらっしゃいましたら、どうか催促の連絡をよろしくお願いします😔🙏